文档:久石让官网日志/2001年7月

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2001/07:JUL
2001年07月
2001/07/31/Tue.
今日もソニーピクチャーズ本社にて終日取材。こもりっきりのインタビューにもだんだん体が馴染んできた様子ではあるが、ひたすら話し続けてきたこの何日間、さすがの久石さんもゲッソリした感がある。とりあえずは今日をもってプロモーション第一弾は終了。次回の公開前後のプロモーションはよりハードなものになりそうである。ところで・・・時々途切れながらも続いてきたダイアリーですが、本日31日をもちまして、しばしお休みをさせて頂きます。久石さんは取材と「カルテット」サントラの仕上げを8月10日頃まで行い、その後数年振りの休暇に入るのです。10月には、本人が全身全霊をかけた初監督作品「カルテット」の公開があります。また、10月末からは久しぶりのオーケストラツアーが始まりますので、今後とも楽しみにしていて下さい!ダイアリーにつきましては、秋の頃良い時期から再開いたしますので、ファンの方々は御心配なく。ここで、久石本人から一言・・・「皆さんも楽しい夏休みをお過ごし下さい!」
2001/07/30/Mon.
「カルテット」のプロモーション再開。今後のTV出演の打ち合わせや取材をこなしつつ、サウンドトラック盤のジャケット進行やライナーノーツのコメント録りに追われ、慌ただしい1日を過ごす。
2001/07/27/Fri.
今週最後のプロモーション。午後より雑誌インタビューを受けたあと、車に飛び乗って銀座へ向かう。某大手レコードショップでは、先日よりアルバム「joe hisaishi meets kitano films」の店頭販売が行われており、今日は本人自ら乗り込んでプロモーションを行う。目抜き通りから眺めても例のポスターがやけに目立ち、街行く人々を圧巻。その存在の強さをあらためてアピールしていた。
2001/07/26/Thu.
「カルテット」のプロモーション活動が再開する。今日は昼より都内のホテルを転々としながら著名人との対談インタビューをこなす。「カルテット」の話しをするハズだったのが、何故か「人体・Ⅰ」の話題で盛り上がったりする一場面も。その後ラジオの収録、ラジオ局のお部屋を借りての雑誌インタビューと慌ただしいスケジュールに追われ、1日の仕事を終えた時は疲労困憊であった。
2001/07/25/Wed.
本日はプロモーション活動をお休みして病院通いに徹する。ここ何年間に及ぶハードスケジュールで肉体疲労が激しく、体調も万全ではない。大事をとっての診察であったが、とりあえずは大丈夫とのこと。長年気になっていた虫歯の治療を済ませた後はオフィスにとんぼ帰りして、ツアーや「4MOVEMENT」、ワンダーレーヴェル、明日から再開する取材などの打ち合わせに追われる。
2001/07/24/Tue.
プロモーション2日目。今日は築地にあるソニーピクチャーズ本社にて5本の取材が行われる。部屋から一歩も出ずに、まさにカンヅメ状態で行われたインタビューは和気藹々とした雰囲気で行われたとのこと。「日本初の本格的な音楽映画」ということでライターの方々も興味津々だったとか。「1日中話し続けているとさすがに疲れるな~」とぼやいていたが、プロモーションはまだまだ続く。
2001/07/23/Mon.
映画「カルテット」のプロモーションが始まる。今秋の公開時期に合わせて、雑誌の取材が続く1週間。つい先日まで「4MOVEMENT」にかかりっきりだったため「頭の切り替えが大変だよ」とコメントしていたが、そんな心配をよそに音楽家・映画監督の立場から「カルテット」を熱く語る。
2001/07/21/Mon.
初日を無事に終え、一夜明けた今日。明け方までの打ち上げで寝不足だが午後一には会場に入り、メインスタッフと9月30日までのランニング期間について打合せを行う。世界でも稀なアトラクションだけに「始まってみないとわからない」という不安材料もあるが、とりあえずは現地スタッフに任せて福島を後にする。
2001/07/20/Mon.
技術的な問題で急遽中止を余儀なくされた昨日の公開ゲネプロ。早朝より原因の解明に悪戦苦闘したが、なんとか初日を飾れそうである。会場は円形の池で、周りには予想を越える観客が来て立ち見の状態。やや風があるもののスクリーンはきれいに上がり、まずは一安心である。あと10分ちょっとで、世界的にもまれなアトラクション「4MOVEMENT」がいよいよ初演。
不安を胸に抱えて始まった初日。会場は開始30分前から大勢の観客にあふれかえり、いやがおうでも緊張してしまう監督。しかし上演は順調に進み、懸念されていたトラブルも無く無事に終了。観客の数は信じられないほど膨れ上がり、一説によると2500人以上が詰め掛けたとのこと。圧倒的な映像美とウォータースクリーンの立体的な描写、花火やスモークといった特殊効果にステージライブまでが加わった「4MOVEMENNT」。メカニックの信じられないようなトラブルを抱えつつも、とりあえず初日は大成功であった。
2001/07/19/Thu.
福島にてナイトファンタジアの公開ゲネプロが行われるはずだったが、重大なトラブルにより、中止となってしまった。おまけにまた雷雨。深夜に渡り、打ち合わせが行なわれる。明日が初日だが、非常に成り行きが不安である。
2001/07/18/Wed.
福島にて「4MOVEMENT」のリハーサルに立ち合う。現地の雷雨という気象状況に待機を余儀なくされる久石さん。明日は公開ゲネプロなので今晩が事実上の最終リハなのだが、無情にも雨は降り続く。19時会場入りの予定は22時に延期される。22時。会場入りするものの気象状況は芳しくない。リハを開始出来るまで4時間ほどかかるとのこと。なす術もなく宿へ戻り、再び待機に入る。予定では、問題とされていたシワを解消するスクリーンが24時頃には設置出来るとのこと。24時。日付けは19日となる。会場より連絡が入る。ようやくポールが立ちあがり、これからスクリーンの張りつけに入るとのこと。天気も回復しつつあり、なんとかリハは始められそうである。26時。ようやくリハーサルが開始される。落雷の影響でPC制御の特殊効果は出たり出なかったりといった状況。全くの無風状態でフォグが溜まってしまい映像が見えなくなるといったハプニングも起きる。28時。相変わらず特殊効果は復旧出来ない。辺りが明るくなりかけている中、最後の試写を行う。分単位の勝負である。スクリーンのシワ問題も良い方向に進みつつあり。公開ゲネプロに向けて、ギリギリまで作業が続けられる。スタッフ全員が完全徹夜。
2001/07/17/Tue.
昨日に続いて「カルテット」サントラ用のベーシックレコーディングが行われる。弦楽四重奏がメインになるため「何か強いアクセントになるものが欲しかった」という久石さん。完成した曲は・・・なるほど今回のアルバム内ではかなりのインパクトになるハズ。プリントされたMac譜はすぐに写譜屋へ送られる。
2001/07/16/Mon.
映画「カルテット」サントラのベーシックレコーディング。アルバムのクオリティをさらに高めるため、劇中に使われた曲をリアレンジする作業が行われる。
2001/07/15/Sun.
昨晩はリハーサルが長引いただけでなく、センタースクリーンの問題を早朝まで協議していたため、3,4時間しか寝ていない。リハ立ち合いのため福島滞在を1日延ばすことも考えたが、週明けからはスタジオでの作業もあるため、後ろ髪を引かれる思いで福島より帰京。
2001/07/14/Sat.
再び福島にて「4MOVEMENT」のリハーサルチェック。先週打ち合わせした問題点をクリア出来ているかどうかが焦点。今晩はステージライブや照明、特効の全てをリンクさせてのリハであったが・・・昨晩に続き会場近辺の天候が不安定で、通り雨と雷に悩まされる。センタースクリーンのシワをとる機材が来るのと雷雲が来るのと、どちらが早いか、自然の脅威と時間との勝負である。
現地は雷雨のためリハーサル中断。天候が回復するのを待っている状況。
続報。雷雨が通りすぎ、リハ再開。何故か映像が暗くスタッフ一同首を傾げていたが、原因は映写室の窓の汚れとわかり、現場に失笑が流れる。カラフルな照明が映像を邪魔していたので、ポイントごとの微調整が続けられる。作業も深夜に及んでいるため、スタッフの顔にも疲労の色が濃い。各問題点は一つずつ確実にクリアしているのだが、センタースクリーンのシワだけは一筋縄ではいかず。20日の開催までの残りわずかな時間で解決するべく、メインスタッフとの打ち合わせが続けられる。
2001/07/13/Fri.
久石氏は昼、昨日のLe Petiti Poucetのテーマのミックスをプリプロルームで再チェックした。その後、Tokyo FMにてjoe meets kitano filmsの宣伝を兼ねた番組の収録を行う。(ジェットストリームとディアフレンズ・放送時期はいずれBBSにて)
2001/07/12/Thu.
フランス映画「Le Petit Poucet」の編集作業が行われる。基本的なTDは完了しているのだが、プロモーション用のラジオ・エディット(曲を短く編集したもの)の編集部分にやや問題があるとのこと。今回が最終チェックとなるため、最良の曲をフランスへ送るべく最後まで妥協のない作業が続けられる。合間には今年のツアーの打ち合わせが行われ、プログラムの方向性がほぼ固められた様子である。
2001/07/11/Wed.
都内にて、映画「カルテット」の完成披露試写会が行われる。主演の袴田吉彦さんや桜井幸子さんに囲まれながらの舞台挨拶では「カルテット」の制作経緯などを語るものの、「いやー久しぶりだよ、こんな緊張するのは」とコメント。音楽家として上がるステージと映画監督としてのそれとでは雲泥の差があるのであろう。上映前には本物のカルテットがメインテーマを演奏するといった、音楽家ならではの演出が花を添え、各界から集まったお客さん達も一味違った試写会に満足して下さった様子である。
2001/07/10/Tue.
「千と千尋の神隠し」の完成披露試写会。午後より宮崎監督らとホテルにて記者発表に参加し、今回の音楽制作についてコメントをする。記者から「予告編に使われたチョッと怖い感じの曲は・・・」という質問が出ると「これは言ってもいいのかな~?」とニガ笑いをしながらウラ話を披露する。完成した今だからこそ話せる現場での熾烈な戦いぶりを、監督や鈴木プロデューサーと共に笑いながらトークバトル。報道陣の詰め掛けた部屋は爆笑の渦に包まれた。
2001/07/09/Mon.
昨晩の映像チェックは深夜にまで及んで一段落。東京に戻って映像の色合いを再度調整することとなる。宿に戻ってからはトラブルの原因となった懸念事項について、メインスタッフとの意見交換が行われる。杯を交わしながらの話し合いは朝まで続き、今回の福島滞在は睡眠不足で幕を閉じた。わずかな睡眠の後、帰京。夕方には自宅に戻ったものの、落ち着く間もなく新たな制作準備にとりかかる。
2001/07/08/Sun.
福島2日目。今晩は映像の調整がメインだったが・・・池の中から立ちあがるポールにスクリーンを張る作業がうまくいかず。構造上の問題もあるのだが、それよりも人間同士の連携がうまくいかないのが原因。さすがの監督もブチ切れる。制作スタッフの考えや意図が何故スムーズに伝わらないのか、頭の痛いところである。紆余曲折して始まった試写、今日は照明や特効も交えて行われる。試写後は監督が各スタッフを集めてブリーフィング。照明と特効、そして映像が相殺しないよう、「4MOVEMENT」のスタッフは不眠不休でさらなる調整に挑む。
2001/07/07/Sat.
福島入りして「4MOVEMENT」のリハーサルに立ち合う。池の中から立ちあがる20mのスクリーンも安定しており、とりあえずシステム面では問題なさそう。日が沈み、あたりが暗闇に包まれると同時にリハーサルスタート。今日は音響チェックがメイン。スタジオで行ったTDを、現場の環境に合ったサウンドにするために、あらためて行う。スピーカーのセッティング位置など、気にかかる問題が山積みだったのだが、意外にもサウンドの状況は良好。野外にも関わらずまとまったクリアなサウンドに仕上がり、スタッフ一同一安心である。
2001/07/06/Fri.
「カルテット」のTDは予想以上に難航。今回のアルバムはカルテットだけでなくヴァイオリンソロ、フルオーケストラといったあらゆる編成が登場するため、サウンドのヴァランス創りには時間がかかる。全曲終了したのは朝の7時。明日より「4MOVEMENT」のリハーサルのため福島へ出張する久石さん。ハードスケジュールが続いているため、ゆっくり睡眠をとる暇もないのが現状である。
徹夜のTDで明けた今日、ほとんど休む間もなくフランスより送られてきた「Le Petit Poucet」の音源をチェックしサントラ盤の選曲作業に追われる。明日からはイベントプロデューサーとしての仕事が控えているが、一息つく暇もない1日であった。
2001/07/05
今週はこの秋に発売予定の”Quartet”のCD音源のミックスに入っている。昨年ロンドンで録音されたバラネスクカルテットとのセッションの音源の確認をし、その後ミックスの作業をしている。かなり良い。
Lt.Columbo
2001/07/04/Wed.
昨日に引き続き”Quartet”のバラネスクの演奏の編集作業とアディショナルトラックのベーシック作業を行う。その後1曲トラックダウンする。
Lt.Columbo
2001/07/03/Tue.
9月に発売予定のアルバム”Quartet”のCD用の作業が始まる。この日はバラネスクカルテットの演奏の編集作業を主に深夜まで行う。
Lt.Columbo
2001/07/02/Mon.
うつくしま未来博「4MOVEMENT」のカラコレ。カラコレとは映像全体の色調を合わせる作業のこと。朝よりスタジオにこもりモニターを見続ける。途中「千と千尋の神隠し」初号に参加。映画を見終わると同時に再びスタジオへトンボ帰りして映像をチェックする。空が明るくなったところでようやく終了。
2001/07/01/Mon.
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Lt.Columbo