「風の谷のナウシカ」は昭和59年3月11日に全国東映洋画系劇場にて初ロードショーされました。以来その絵入りコンテニュティ(絵コンテ)はアニメを志す人々のバイブルのような存在です。
“映画の設計図”と言われる絵コンテは、カメラワーク、演出指示、セリフなどの映画作りに必要な情報が盛り込まれ、全ての土台となっている。マンガ『風の谷のナウシカ』の連載と並行して、“映画版ナウシカ”を生むべく宮崎駿監督が描いた絵コンテが本書。巻末には公開データなど資料も収録。月報のゲストには作家、川上弘美。
絵コンテの見方 用語解説 Aパート(カット1~384) Bパート(カット385~813) Cパート(カット814~1135) Dパート(カット1136~1558+E1~19) 資料編 絵コンテと本編の違い(欠番一覧) エンディング(変更後の絵コンテ) STAFF&CAST DATA アニメーション画面処理について 付録:月報2001年6月(冊子12ページ) 川上弘美 作品論 おかだえみこ