文档:久石讓官網日誌/2005年11月
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2005年11月 |
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2005/11/22/Tue. A Chinese Tall Story」中国の旅 11月9日、久石は香港映画「A Chinese Tall Story」の音楽製作のため、北京、そして香港に向かいました。 今回の演奏はチャイナ・フィルハーモニック。初めてのコラボレーションでしたがとても素晴らしいテイクが録れました。もちろん指揮は久石自身。現地通訳に教えてもらった中国語を交えながらの熱演でした。 その後、ミキシングのために香港へ向かいました。北京の最高気温が約10度、香港が約30度。この温度差は身体にこたえました。 作業したスタジオ、MBSスタジオはそのオペレーションルームがいわゆる「映画館」になっていまして、巨大スクリーンに映画を上映しながら作業が出来て非常に臨場感のあるミックス作業となりました。 この「A Chinese Tall Story」は中国語圏で12月22日に公開予定です。日本での公開も早く決まってほしいと切に願っています。 短い滞在期間でしたが、北京ダックをはじめ素晴らしい中華料理を堪能してきたことも付け加えておきます。 さあ、いよいよこれからコンサートの最終準備。 皆さん、コンサート会場でお会いしましょう |
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2005/11/09/Wed. あまりに唐突ですが、本日久石さんは北京へと旅立たれました。 『A Chinese Tall Story』…今回久石さんが音楽を担当する香港映画のタイトルです。A Chinese Tall Storyとは“中国のほらばなし”というような意味らしく、内容の方はコメディのようなSFのようなアクションのようなLove Storyのような、一見するとごった煮のような映画なのです。映画の内容は後日アップすることにして、今日はこの旅立ちの日に至るまでの近況報告です。 ここ1ヶ月間の久石さんのハードスケジュールは何度かお伝えしました。10月3,4日は『男たちの大和』のサウンドトラックレコーディング。11,12日はワールドドリームオーケストラのNew Album『American in Paris』のレコーディング。11月3日は韓国にてコンサート。11月10日から北京にて『A Chinese Tall Story』のレコーディング。。。 『A Chinese Tall Story』にいたってはワールドドリームオーケストラのレコーディングが終わって3週間ほどで30曲近くを書き上げたのです。今回のサントラは映画と同様、コメディのようなSFのようなアクションのようなLove Storyのような、様々な音楽を聴くことができます。オーケストラもさることながら今回はシンセサイザーを多用し、映画によりいっそうの面白みをあたえているようです。 連日の徹夜の中での作業、どんなにきつい日程でも絶対に妥協はしない、そんな姿はどこかしら修行僧のようでもありました。 久石さんがぼそっといった一言、『いのち削ってるなぁ……』 胸に沁みます。 |
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