文档:久石让官网日志/1998年10月

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 1998年9月 1998年10月 1998年11月
1998/10:Oct
1998年10月
10月1日(木)
秋のコンサート曲順決め。一通りの曲順がでそろいました。これは豪華ですよ。みなさんお楽しみに!!
10月2日(金)
今日はまず秋のコンサートの何曲かをリアレンジ。一気に仕上げてしまいました。その後、たけし監督作品のオールラッシュ試写。すぐに曲をどこにいれるかの打ち合わせです。しかし、久石さんバリに行く前に引き始めた風邪がさらにひどくなってきているようでした。 

10月3(土)~5日(月)
北野監督映画プリプロ。テーマが出来るまでがまず勝負です。ここに久石さん時間をかけます。ここは孤独な作業で、僕たちはいっさいシャットアウト。どんなテーマが生まれるのでしょうか。
10月6日(火)
北野映画スタジオプリプロ。一つ目のテーマ完成。繊細な美しいメロディが、北野監督の映像によく合います。感動的なシーンがまた一段と奥深いものに高まりました。こういう瞬間立ち会えるのは本当にに幸せです。
10月7日(水)
北野映画スタジオプリプロ。二つ目のテーマも完成。さらに、北野監督の意向にギャグの場面に悲しい音楽をというものがあり、久石さんがそれを考慮しながら作った曲を合わせたところこれがなんとも言えず合うのです。ギャップ感が悲しみを誘います。お二人ともさすがとしか言いようがありません。
10月8日(木)
北野監督来社。できあがったシーンを見ていただく。監督いつになく満足されていたように見受けられました。監督は二つ目のテーマのほうが気に入られた様子。久石さんそれを見て何かたくらんでいるようです。
10月9日(金)
なんと久石さんオープニングとラストを変更すると言い出しました。オープニング、今までは一つ目のテーマで始まっていたのですが、二つ目のテーマからでいくというのです。場面に合わせて作りあげてしまっているのでそれを変更するのは1から作り直すのと同じくらい手間がかかります。しかしそれを決行。それが見事にはまりました。終わった後はみんな死んでいました。
10月10日(土)
全曲のピアノレコーディング。曲数もかなりあるのですが、やはり北野監督の作品は一曲が長い。6分とか5分とかの長さがあるのです。これも深夜までかかってしまいました。
10月11日(日)
ピアノ練習。一日中弾き続けていたようです。
10月12日(月)
仙台リハーサル。詳しくは report コーナーで。
10月13日(火)
アオイスタジオにて変更箇所を北野監督に見ていただく。その後、久石さんご自宅でピアノ練習。ピアノの練習は基本的に自宅でやります。
10月14日(水)
仙台入り。そのままリハーサル会場へ。いよいよ明日本番初日ということで、緊張感がみなぎっております。細かいところまでつめて午後6時終了。その後も久石さんしばらくピアノを弾き続けました。
10月15日(木)
ツアー初日。会場であるイズミティ21は独特の響きを持つホールで、ピアノの音決めに時間をかけました。5分押しで7時5分開演。お客さんは満員。大盛況のうちに無事終了しました。お越しくださったみなさんありがとうございました。
10月16日(金)
東京戻り日。事務所に戻ってうち合わせ。これが長時間に及ぶ打ち合わせで、5時間ぐらい行われていました。
10月18日(日)
ピアノ練習。
10月17日(土)
東京公演リハーサル。ティアラ江東にて。オーケストラが変わると曲の印象もだいぶ変わってきます。綿密なチェックを入れながら、リハーサル無事終了。いよいよ本番を待つのみです。
10月19日(月)
さていよいよ東京公演当日です。どうしても東京公演は特別な雰囲気になってしまいます。多くのお知り合いに来ていただいているだけに久石さんも少し緊張ぎみ。しかし、本番は大成功。すごい拍手の嵐に久石さんも感激していました。みなさんありがとうございました。
10月20日(火)
北野監督作品スコア書き。今日一日で、全12曲のアレンジをしなくてはなりません。初めはどうなることかと思いましたが、午前4時半なんとか終了。明日、生弦のレコーディングです。
10月21日(水)
ポリグラムスタジオにて生弦のレコーディング。初めはソロのチェロとバイオリン。そしてストリングスのレコーディングへ。北野監督もお越しになり、満足げのご様子。順調に進み予定どうり10時に終了。
10月22日(木)~23日(金)
続いてTDへ。多少のトラブルもありましたが、いい音に仕上がりました。
10月24日(土)
ピアノ練習。
10月25日(日)
大阪入り。関西フィル練習場にてリハーサルです。リズムの難しいWORKS?の曲に重点を置いてリハーサルは進みました。
10月26日(月)
大阪市内のスタジオにてピアノ練習。明日本番ということで多少控えていくかと思いましたが、長時間の練習となりました。さらに取材2本をこなしました。そして今日は日本シリーズ最終戦。横浜ファンの久石さんは気が気じゃありません。キョードー大阪の山田さんに携帯テレビを用意してもらい、食事しながら密かに盛り上がっておりました。そして何と横浜優勝!!明日の本番この勢いで行っちゃいそうです。
10月27日(火)
いよいよ大阪シンフォニーホール本番です。補助席も入りその上立ち見の方もいらっしゃっての超満員。久石さん今日はいくところまで行くぞと言っておりました。そして終わってみると皆さんの何回ものスタンディングオーベーション。さらにオーケストラがはけても鳴り止まない拍手。久石さん大感激でした。みなさん本当にありがとうございました。
10月28日(水)
いったん東京に戻ります。でも明日また宇治へ行かなくてはいけません・・・。
10月29日(木)
宇治入り。このホールは醍醐寺のときリハーサルで使わせてもらったところです。楽屋でKさん差し入れの「てんむす」を食べ、2:30ゲネプロ開始。大阪公演がとても良い出来だったので、今日も期待できます。ところが、、、、。開演後12分。ナウシカ組曲レクイエム。静かな静かなこの場面でホールに響く一筋の声。「ママ~!」....全ての緊張感が、一気に溶解。今日は難しい公演となってしまいました。一部の方に大変なご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
10月30日(金)
京都にて3時間ほどピアノ練習。その後大阪へ移動。今日は大阪に泊まります。
10月31日(土)
大阪・貝塚公演。大阪の人は熱いですねぇ。今日も最後に熱烈なオールスタンディングオーべーションをしていただきました。久石さんもまたまた大感激。スタッフ一同も大感激。みなさん本当にありがとうございました。また、キョードー大阪のみなさんありがとうございました。