文档:久石让官网日志/1999年2月
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1999/2:Feb |
1999年2月 |
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2月1日(月) 主要スタッフとともに極秘打ち合わせ。穏やかな雰囲気の中でも、白熱した意見交換が行われた様子です。 |
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2月2日(火) 今日から3日間は「菊次郎の夏」サウンドトラック盤のトラックダウンです。今回は、ワンダーステーション発祥の地である六本木スタジオで行われます。久石さんにとって久しぶりになる六本木スタジオ。ここで「菊次郎の夏」がどのように生まれ変わるのでしょうか? |
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2月3日(水) トラックダウン2日目。細かい作業を丁寧に行っていくので、やはり時間がかかってしまいます。その合間にも、久石さんはスタッフやお客さんと打ち合わせをしていました。とりあえず今日は明け方の4時に終了。 |
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2月4日(木) 今日はトラックダウン最終日です。TD自体は24:00ごろ終わったのですが、その後またまた久石さんの新兵器、SADiE(サディ)というソフトウェアを使ってマスタリングまで試しにやってみました。CDまで焼けてしまうこの機械はかなりつわものです。 |
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2月5日(金) 新聞広告の取材の後、スタッフを集めて打ち合わせ。今年度のスケジュールとプランを再度見なおし、久石さんを中心にスタッフ全員で意見を交わします。今年1年間の活動の基盤となるため、皆真剣そのもの!あまりにも頑張りすぎてしまったのでしょうか?気がつけば朝の5時になっていました。久石さん、本当にお疲れ様でした。 |
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2月6日(土)・7日(日) OFF。今週は朝までの仕事が多かったため、久石さんもお疲れのご様子。ゆっくり体を休めてください。 |
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2月8日(月) 本日はプリプロにて音資料の検索。民族音楽やクラシック、現代音楽、ニューミュージックetc、ジャンルにこだわらず何でも楽しんで聴いてしまうのが久石さん。しかし一体何のために?新曲の作曲活動開始でしょうか?!ファンの皆様、今しばらくお待ちください |
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2月9日(火) 忙しい合間をぬっての雑誌取材が2件。久石さんの近況や今後の活動などが赤裸々に述べられています。詳しくはメディアコーナーをごらんください。 |
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2月10日(水) 今日は、北野武監督の最新作・「菊次郎の夏」サウンドトラック盤のマスタリングです。1曲ずつ音の全体のバランスをととのえながら、曲間の長さを決めていきます。長年培ってきた久石さんの経験と感性の光る一瞬を目の前にして、同行したスッタフ達にもとても良い勉強になりました。ちなみに、「菊次郎の夏」サウンドトラック盤の発売予定日は5月中旬とのこと。弦楽器を中心とした、繊細でありながらも美しいメロディがトラックされています。乞うご期待!! |
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2月11日(木) 東京では、昼間の寒々しい雨が夕方には雪になりましたね。祝日を皆さんはどのように過ごしているのでしょうか?今日は久石さんも自宅でお休みです。 |
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2月12日(金) 全スタッフと打ち合わせ。このダイアリーを読んでくださっている皆様には、ここ最近見飽きた言葉かもしれません。しかし"大きな事”をやるには、細部にわたる緻密な打ち合わせが星の数ほど必要なのです。現在、久石さんは眠る間を惜しんでいくつかの"企画"を計画中です。皆さん、もうしばらくお待ちください!! |
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2月26日(金) 社内での打ち合せ。アメリカ版「ラピュタ」の制作進行をよりスムーズにするため、あらゆる方法を検討します。13年前の作品とは思えない、この素晴らしい映像をどうやって生まれ変わらせるのか、久石さんの腕の見せどころになります。しかし、いざ作業を始めてみると日本とアメリカの文化的な相違は大きな壁となり、予想はしていていましたが、やはり苦労が絶えません。今後も試行錯誤が続きそうです。 |
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2月27日(土) ワンダーステーションの第3スタジオにて、アメリカ版「ラピュタ」の制作です。オリジナル版とアメリカ吹き替え版を見比べながら、前回のデータ整理の残りを仕上げてしまおう、というのが今日の作業内容。「ラピュタ」の挿入曲は全部で40曲前後にも及ぶのですが、すでに半分以上はデータの整理が完了しているので気分も楽なものです。時折、「ラピュタ」制作時(13年前)の思い出話やウラ話、冗談などが飛び出して、久石さんを筆頭にスタジオの中は爆笑の渦と化していました。 |
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2月28日(日)3月1日(月) OFF。とは言うものの、御自宅でいろいろ仕事をしているらしい...。 |
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