文档:久石让官网日志/2000年9月

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2000/9:Sep
2000年9月
9月25日(月)
「カルテット」制作に関わったスタッフ全員が集まり、東宝の撮影所にて打ち上げパーティーが行われる。この日、大いに盛り上がったのがビンゴゲーム。俳優さん方がプレゼンターになり、次から次へと豪華賞品が渡されていく。我らの久石監督は…シャンパンが当たった。しかしこのシャンパン、タダ物ではなくベネツィア映画祭のオフィシャルシャンパンなのだ!映画完成の打ち上げに映画祭のオフィシャルシャンパンとは、う~ん何か因果関係を感じてしまうのはスタッフだけであろうか?
9月26日(火)
編集ラッシュ。まずは試写室のスクリーンで本編を見た後、ヴィデオで何度も確認しながら編集個所を決定していくのが基本的な流れ。監督というもの、心血注いで画を撮っているだけになかなかカットを切れないといわれるのだが…久石さんは「ア、ここいりません」と以外にアッサリしている。編集スタッフ曰く「しっかりイメージをお持ちだからこそ出来ることなんですよ」とのこと。でも内心はかなり悩んでいるんじゃないかな…?
9月27日(水)
久しぶりのオフ。と言ってもスケジュール帳に何も書いていないだけで、やらなくてはならないことは山のようにあるのだ。プリプロルームに入って、音楽監督としての仕事を開始したようなのだが…。
9月28日(水)
編集ラッシュ。大体の流れは決まりかけているのだが、細かい修正が続出。俳優さんの演奏シーンは音楽家というだけあって決して妥協しない。「音と指がズレているんだよね~、なんとかならないかな?」「別テイクを捜してみましょうか?」といったやり取りが繰り返される。次の編集ラッシュまでにどんな画に仕上がるのか、不安と期待が交錯する。
9月29日(木)
10月末からのアフリカロケにむけて予防接種を受ける。人によっては微熱が出たりするとのことでこの大事な時期にはちょっぴり不安。連日のハードスケジュールで疲労が激しいだけにスタッフは心配なのだが…。とりあえず今のところは元気な久石さんである。
9月30日(金)
編集ラッシュをこなした後にセリフのアフレコを行う。ほぼ完成した画を初めて見る俳優さん方、「うわ~、こんな演技していたのか!」と恥ずかしがりながらマイクに向かう。ハリウッドのアフレコ現場を知っている久石さん、最初は「うーん何か違うぞ」と感じていたようだが、そのうち日本のアフレコにも慣れはじめディレクションのコツをつかんだ様子。偶然にも、大の友人で映画初監督をされている俳優の○○さんとバッタリ。「まったくわかんないことばっかりだよ。いや~、監督ってホント大変ですよね」と語りあっていた。